
吉田貴由樹さん
北上市在住
ヨシダDサウンドスタジオ 代表
大槌町に生まれ、神奈川で育ち、子育てのため岩手にUターン。
音・写真・映像・ドローンというさまざまなツールを使って、北上の魅力を発信しています。
この仕事をしてみたいと思ったキッカケはなんですか?
本来はステージ音響やレコーディングの仕事をしていたのですが、コロナ禍になり、アーティストさんたちの活動がネットへと移りました。その際に、カメラマンの妻と一緒にアーティストさんを撮影したいというのがきっかけです。
様々な撮影を納品する中で、株式会社近藤設備の近藤正彦社長に「ドローンスクールを開校しようと思うがそこで講師をしないか」と声をかけられまして、今に至ります。

ドローンを使ったお仕事はどんなものがありますか?
まずは撮影の仕事です。人、風景、建物など、動画を扱っています。
他に今まで私が関わってきたものでは水力発電所のダムから伸びている落差30mに及ぶ送水管の中の汚損点検や、ダムの監査路の劣化点検、よくある外壁の点検やソーラーパネルの点検など人が今まで行っていた作業を安全に早く終えることに注力して、お客様が必要とする成果物を得るための作業方法などを考える事が1番の仕事です。
今は、飛行経路や撮影などをプログラムしてオートで飛行させるドローンを中心に、クマの追い払いや鳥獣害対策にも力を入れています。
その他にも、木に覆われた森林の地形データを収集したり、屋内の狭小空間の構造を立体にして図面にしたり、渡り鳥の追い払いほかいっぱいの事をやらせてもらってます。
その他もドローンに搭載できるようなセンサー類が続々とは開発されており、もっと仕事としては増えてくると思います。
印象に残っている生徒さんのエピソードはありますか?
ドローンの知識を買ってもらって、東京から岩手まで通ってくださった方々がいらっしゃいました。
北上の自然や街並みをドローンで見たとき、どんな魅力を感じますか?
好きな場所が増えていきます。ただ毎日通っている道路が、綺麗な景色の一部に見える時は、この道を作った人や、この形の理由が見えたりします。
あと、野生動物を近くに感じます。本当はこんなに近くにいたんだなと。空からだから見える世界です。
農業や建設、映像など今後特に需要がありそうな分野はありますか?
全ての分野が対象になるかと思います。
人口減少が進んでも、生産性を落とさないようにするために、ドローンを含めたフィジカルAIとIotを組み合わせる事で、多くの労働力が確保できます。
最終的には手塚治虫が描いた未来の生活のように、人は多くの余暇を持ち、技術の恩恵を受けられる日々が来たら良いなと思っています。

今後、ドローンを使って北上でやってみたいことや目指していることはありますか?
今は自分たちでドローンを作ることを目的としています。それぞれの使用方法に合わせた機器の開発と研究、そして普及を。
そのための仲間づくりと共創をできる場所を作りたいです。そしてドローン達が僕らの代わりに働いてくれて、増えた余暇で好きな音楽の時間を増やしたいと思います。
ヨシダDサウンドスタジオ

