ほっと住まいリフォーム通信

2025年7月号

外壁・屋根の劣化のサインを知ろう！

外壁や屋根の劣化は、私たちの住まいの安全性や快適性に直結する重要な問題です。
特に気候や自然条件が厳しい岩手県や宮城県では、早急な対応が求められます。

外壁の劣化サインとは

外壁のひび割れ・剥がれ

外壁にひび割れや剥がれが見られる場合、これは劣化の初期段階です。特に乾燥や湿気の影響を受けやすい外壁材では、ひび割れが進行しやすくなります。　
例えば、岩手県では冬の寒さが原因で外壁が縮み、ひび割れが発生することがあります。また、雨が入り込むと、さらに劣化が進行する可能性が高いです。

外壁の色褪せ

外壁の色褪せも劣化の重要なサインです。紫外線や風雨によって外壁の塗装が剥がれたり、色が変わったりします。色褪せが進行すると、外壁の防水機能が低下し、内部に水分が侵入するリスクが高まります。これにより、構造材が腐食する可能性があるため、早急な対策が必要です。

カビ・藻の発生

外壁にカビや藻が発生している場合、これは水分が長時間残っている証拠です。岩手県や宮城県は湿気の多い地域でもあるため特に注意が必要です。カビや藻が外壁に付着すると、見た目が悪くなるだけでなく、外壁材の劣化を加速させることがあります。

屋根の劣化サインとは？

屋根のズレ・割れ

屋根のズレや割れは、屋根の劣化が進んでいるサインです。特に強風や大雨の後には、屋根の状態を確認することが重要です。岩手県では積雪や降雨の影響で屋根材がズレやすく、割れが発生することがあります。このような場合は、早めの修理や交換が必要です。

屋根の苔・カビ

屋根に苔やカビが発生することも、劣化のサインです。苔やカビは屋根の防水性を低下させ、さらに劣化を進める原因となります。特に湿気の多い季節や地域では、苔やカビの発生が見られることがあります。これにより、屋根の寿命が短くなるため、早急な対策が求められています。
屋根からの漏水は、最も深刻な劣化サインです。内部に水が侵入すると、家の構造や内装に大きな影響を与えます。雨漏りが見られた場合は、直ちに専門家による点検と修理が必要です。
岩手県のような雪の多い地域では、雪が屋根に積もり、溶けることで漏水が発生することもあります。